ヘルニアでお困りの患者様へのレーザー治療

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今回のブログより、当院に受診に来られた腰痛患者様の事例をご紹介させていただきます。郡山青藍病院には、関西圏を中心として全国から患者様が来院され、PLDD等のレーザー治療を受けに来られます。

別の病院からレーザー治療を勧められたヘルニア患者様

今日ご紹介する症例は、大阪にお住まいの58歳の男性の症例です。この患者様は、もともと腰椎椎間板ヘルニアの症状をお持ちで、現在通院されている別の病院様から「ヘルニアに対してPLDDというレーザー治療を行ってくれる病院がある」とご紹介され、当院に来院されました。これまでは飲み薬を服用することで腰椎椎間板ヘルニアの治療を行っていたということです。しかし、なかなか良くならないということで、別の治療方法を探しておられました。

通われていた医院で撮影したMRIの画像をCD-Rに入れてお持ちでしたので、当院での診察もスムーズでした。診察の結果、PLDD治療を行うことになりました。

ヘルニアへのPLDD治療とは

PLDDとは、Percutaneous Laser Disc Decompressionの略で、腰椎椎間板の中の髄核に対してレーザーを照射し、髄核を蒸発させ椎間板ヘルニアを治療する治療方法です。

手術は局所麻酔での施術になります。患者様の背中側から、患部の腰椎椎間板ヘルニアの部分に針を刺します。刺した針の経路にレーザーファイバーを通して、椎間板の中にある髄核をレーザーで焼きます。髄核をレーザーで焼くことにより、髄核に空洞ができ、椎間板が収縮します。それにより神経の圧迫を軽減でき、痛みや痺れが改善される仕組みです。

レーザー治療後、すぐに退院されました

今回のヘルニア患者様は2月8日に診察され、2日後の2月10日にレーザー治療を受けられました。手術当日は朝9時に来院され、10時から手術が開始されました。レーザ治療箇所が1箇所であったため、手術は10時20分には終了しました。

レーザー治療後、患者様は「レーザー治療といっても一瞬だったので、何も感じなかった」とおっしゃっていました。

手術後は点滴を受け、昼食を食べて頂いて帰宅されました。この患者様は車をご自身で運転してお帰りになりました。ちなみに、レーザー治療当日も朝食をとって頂いても問題ありません。

今回のレーザー治療費は1箇所で432,000円(税込み)でした。治療箇所が複数になると、金額も変わりますので、ご相談下さい。

術後経過に関しては、手術後にすぐに良い変化が現れる患者様もおられます。また、徐々にラクになるという患者様もおられ、約1ヶ月後に実感される患者様もおられます。レーザー治療後の通院は基本的にはしなくても結構です。痛みの症状が気になるようでしたら、まずはお電話して頂くことになっています。薬は3日間、痛み止め、胃薬と抗生物質が出されます。ヘルニアのレーザー治療について質問等ございましたら、青藍病院までお気軽にご相談下さいませ。

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