当施設の施設運営にご支援いただきありがとうございます。
本日はリスクマネジメントについてお話させていただきます。
当施設では、介護老人保健施設であるため、ご入居者様の安全確保に最大限配慮しながらも「できること」を大切にする生活支援を行っております。
高齢者の転倒は、骨折や頭部のけがを起こし、その後の生活機能の低下や入院・寝たきりにつながるおそれがある重要なリスクです。年齢に伴う筋力低下やバランス機能の低下、視力・聴力の低下、持病やお薬の影響などにより、転倒の危険性はどうしても高くなります。特に入所後2・3日は環境の変化により思いもよらない行動をとられる方が多いのも事実です。
当施設では、入所時に転倒リスクの評価を行い、ケアプランに基づいて以下のような予防対策を行っています。
・居室や共用部の環境整備や段差の確認
・見守り体制の強化やナースコールの活用
・歩行状態やお薬の状況をふまえた介助方法の工夫
・必要に応じた福祉用具の導入 など
一方で、介護施設はご入居者さまの「生活の場」であり、完全に転倒をゼロにすることは現実的には非常に難しいという側面もあります。立ち上がりや歩行をすべて制限してしまうと、かえって筋力や心身の機能低下を早め、生活の質を大きく損なうおそれがあるためです。
そのため当施設では、「取り得る対策で予防できる転倒」をできるかぎり減らすことに努めつつ、「それでもなお起こり得る転倒」があることについて、ご本人・ご家族にあらかじめご理解をいただいたうえで支援を行っています。
私たちでも躓いたり、むせこんだりすることがあるのと同じように、いくら歩行や食事が自立されている高齢者様でも転倒・誤嚥のリスクがあることをご理解の上、当施設サービスをご利用くださいますようお願い申し上げます。
介護老人保健施設ピュアネス藍



