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脊椎固定術
このページでは、腰痛治療のひとつである「脊椎固定術治療」について、その治療法の内容と特徴、治療の流れについて知ることができます。
脊椎固定術治療とは?
脊椎固定術治療とは、問題のある脊椎の部分を固定することで安定をはかる手術です。大きく分けて、次の二つがあります。
後側方固定術(PLF)
全身麻酔の手術。患者様の患部、腰の後方を縦に切開。靭帯・骨を切除し、神経への圧迫を解放します。腰椎の後方からスクリューを入れて離れている椎骨を元の位置に戻すように固定します。時間の経過にてスクリューが緩むのを防ぐ為、自家骨と腰椎の側方にて骨を移植します。
手術時間は症例によりますが、約2時間~3時間。入院期間は経過がよければ2~3週間程となります。
後方侵入椎体間固定術(PLIF)
全身麻酔の手術。患者様の患部・腰の後方を縦に切開。靭帯・骨を切除し、神経の圧迫を解放します。腰椎の後方から変性した椎間板を取り除き、取り除くことでできた椎体の間に自家骨や人工骨のスペーサーを入れて固定する。安定をはかる為、スクリューを用いた後方固定術を併用することもある。
脊椎固定術の特徴
- ・適応疾患に最も効果が望める治療
- ・様々な疾患に対応
脊椎固定術治療の流れ
脊椎固定術治療の流れについて説明いたします。
スケジュールの詳細
脊椎固定術or椎弓形成術
入院期間 約1ヶ月
①腰痛外来・予約受診
CTもしくは X-P(レントゲン)撮影
②手術数日前
入院時、ミエログラフィー(脊髄腔造影)検査→結果説明
数日間、ベッドで安静
③手術
術後1週間でリハビリ開始
術後CT、X-P(レントゲン)などで状態の確認
④退院
退院後、1週間~2週間前後で外来受診となる。
※入院期間は、患者様の病状・個人差により、異なります
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