血液バイオフォトセラピーとは?
殺菌効果の高い紫外線C波を専用の機械を用いて、体から抜いた血液にあてて、それを再度体の中に戻すという治療方法です。
左右どちらからの静脈から50mlから100mlの血液を抜いて、その血液に紫外線を照射して、体内に戻します。戻すときも血液に紫外線を当てながら戻します。
手足の血流がよくなり、代謝が上がってくるため、目や頭がスッキリしたと体感される方が多いです。血液バイオフォトセラピーは、細菌やウィルスなどの体の中の病原体に対しても非常に有効で、紫外線を照射することで死滅が可能になります。また、バイオレゾナンスで調べるとガン患者の体内に病原体が残っていることも多く、紫外線の直接的作用によって殺菌・生物学的毒素を分解し効果的です。
治療効果の期待できる疾患
- 片頭痛
- 線維筋痛症
- B型C型肝炎、HIV、帯状疱疹
- 気管支喘息、肺炎
- ガン、悪性リンパ腫、白血病への効果
- 糖尿病、糖尿病性網膜症
- レイノウ氏病
- 下肢静脈瘤
- 心筋梗塞、脳梗塞
- 外傷の治癒促進
- 各種物質による中毒
- 慢性腸炎
副作用と施術リスク
日本では認知度は低いものの、血液バイオフォトセラピーは70年の長い歴史を持っています。その歴史の中で、問題になるような副作用は報告されていません。すぐれた即効性に対して、副作用がありません。これが血液バイオフォトセラピーの大きな特徴の1つになっています。
使用する抗凝固剤(クエン酸ナトリウム)によりしびれなどの症状が出ることがありますが、副作用を気にせず、治療を受けていただいて大丈夫です。(日本酸化療法医学会掲示:2018年5月21日)
禁忌事項
- 甲状腺機能亢進症
血液バイオフォトセラピーにより、さらに甲状腺ホルモンが刺激されると、急激な低血圧を引き起こしてしまう可能性があります。 - G6PD欠損症
酸化ストレスに弱くなり、特定の薬を服用すると溶血性貧血を起こすことがあります。 - 出血傾向の方
血小板減少症、消化管出血性潰瘍、フォン・ウィルブランド病 - 重度の光線アレルギー、ポルフィリン症
- 妊婦の方
治療方法
治療前
- 治療の前に「G6PD検査」を実施いたします。
治療
- 約50mlの血液を専用の翼状針、シリンジを使って採取します。
- 採取した血液は専用滅菌チューブにて吸引される途中で、密封されたUVB照射器械の中で、タイマーに従って約100秒間、紫外線が照射されます。
- 紫外線が照射された後の血液を、そのまま戻します。
※1回の治療でも何らかの効果を認めますが、1~2週間に2~3度の治療を続けることで効果が維持できます。癌の術後やウイルス性の疾患の方で免疫力向上目的の方は、週に2~3度の施術が必要です。
費用について
内容 | 金額 |
---|---|
初診料 | 6,490 |
G6PD検査 | 13,200 |
治療費(1回) | 10,450 |
合計 | 30,140 |
単位:円(全て税込み)
※当該治療法は「自由診療」となるため、健康保険は使えません。
未承認医薬品等の使用等について
未承認医薬品であることの明示・入手経路等の明示
本治療に用いる未承認医療機器は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものですが、「医師等の個人輸入」により適法な輸入許可を得ています。
日本では、未承認医療機器を、医師の責任において使用することができます。
未承認医療機器についての情報「個人輸入において注意すべき医 薬品等について」もご覧ください。
国内の承認医薬品等の有無の明示
本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医療機器はありません。
諸外国における安全性等に係る情報の明示
本治療に使用する専用器具は、EU内における医療機器として認証されたものです。
(認証年月日:1993年6月14日)