《40代女性 腰椎椎間板ヘルニア》 MED法

足のしびれ

性別:女性

年齢:40代

お住まい:奈良県

来院前の状況

今回の記事は、奈良県にお住まいの40代の女性患者様の症例です。この患者様の症状は、右足のしびれと痛みで、特にふくらはぎから足裏にかけてしびれるとのことでした。

最初の診察

約2か月前から痛みがひどくなり、当医院の腰痛外来に来られました。MRIとレントゲン撮影、SLRテストを行った結果、「腰椎椎間板ヘルニア」と診断されました。しかし、診察の結果、「レーザー治療適応外」であったため、院内紹介によってMED手術担当の医師に引き継がれました。

MED手術法とは?

MED法治療は、椎間板ヘルニアでも中~重度に適応される術法です。全身麻酔をしてうつ伏せとなり、背部を2cm程切開し、外筒管と内視鏡を挿入して、内視鏡にて突出したヘルニア部分を確認して切除します。

外科手術としては約1時間程で、比較的に短い手術時間です。筋肉の剥離も少なくてすみ、術後の痛みも小さく、呼吸器の合併症なども少ないのが特徴です。健康保険の適応にもなります。手術の跡は2cmで、入院期間も約1週間かかります。手術の技術も熟練を要しますので、専門的な病院でないと手術を受けることができません。

引用元:郡山青藍病院病院「MED法 内視鏡下椎間板摘出術」より

MED法の詳しい内容は、当院の次のページで確認できます。

→ MED法 内視鏡下椎間板摘出術

この女性は、無事に手術を終え、右足の痛みは軽減されました。レーザー適応外であっても、院内紹介でスムーズに別の手術法を紹介できますので、ご安心下さい。

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